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2007年6月15日

まずは知ることから

リーさんのブログからこの記事を読んで、

母の話を思い出した。

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母が仕事へ向かうバスに乗っている子。

落ち着きが無く、普通の子とは少し感じが違う。

きょろきょろ車内を見回したり、

人の顔をじっと見たり。

いつも乗るバスなのでいつも見かける。

いつの日からか母はバスに乗るとその子に「おはよう」

声をかけるようになった。

そして、バスを降りる時に「じゃ、またね」と手を振る。

そんな感じで数週間が過ぎた。

母が乗り込むバス停でいつも一緒になるご婦人とも顔見知りに、

名前は知らずとも話をすることもあり、ある日こう言われた。

「あなたすごいね。あなたがあの子に声をかける様になって

あの子すごく生き生きしてきたよ。あなたがバスを降りても

バスの中からあなたのことを目で追ってるのよ」

「えっ、そうなの?そんなこと知らなかったわ。」

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それから日々が過ぎ、今では彼が母の席を取っていてくれるらしい。

彼の名前も知らないし、どこでバスを降りているかも知らない。

でもこれからも、いつものように挨拶して、手を振るんだろうと思う。

母はきっと特別なことをしているわけではない。

だけど、なかなか自分からは出来ないように思う。

転記した話のように、障害者に出会ったときに知らずに傷つけたりしないよう、

色々なことを知っておくことは大事な事だと思うし、

いい意味での気持ちの連鎖を起こしてくれればと思う。

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